がん患者学〈1〉長期生存患者たちに学ぶ
癌になるということは、宝くじに当たったようなものなのかもしれない。なぜ自分が?
生き残った癌患者は何が違ったのか。
この本を書かれた柳原さんは生きたかったんだと思う。だから、たくさんの人に焦点をあててそこに共通するものがあるのか、知りたかったんだろうなぁ。
個々のケースで違う癌は、サバイバー体験がエビデンスにはなりえないと思うけれど、そして分母が小さすぎることはデータにはならないけれど、自分が納得するためには知ることだったのかな。
生きていくことへの執念は必要なのかもしれない。