ありがとう 生きること そのすばらしさ
終末期医療のドクター、大津秀一さんが書かれた「死ぬときに後悔すること25」を以前読んだ。
そこで、もう一冊大津さんの本を読んでみた。
文体から察するに 読者の対象は中高生からだろうか。ご自身のいじめられた体験のこと、自殺のこと、最後の方では病院内の身体の拘束(胴抑)についても書かれている。その熱い思いは伝わるけれど…。
きっとドクターという仕事上、たくさんの命に接し、たくさんの人を見送ってこられたんだろう、それは私の想像を越えたところで、と思っている。だから伝えたいという思いは強いんだと思う。
生きることは1度しかない生の時間を最後まで生き抜くこと。楽しいこともあれば悲しいこともある。辛くても、最後の最後まで与えられた時間をその人らしく生き抜くことだと思っている。その生き方はどうだっていいじゃない、好きなように生きていいよ、というか、やっぱり人はその人らしくしか生きられないんじゃないかな。