記憶を記録に残すこと

日常を残したいと思います。

歩くのがもっと楽しくなる 旅ノート・散歩ノートのつくりかた

 

 旅先、外出先を歩きでなにげなく感性に触れるものを探し、その時の写真や拾った落ち葉、スケッチ、地図やパンフレットの切り抜きなどをアナログでノートに残す、そのノートのつくりかたを紹介している。何と旅の前、旅の途中、旅の後という丁寧なノート作り!
便利な糊やペンなど小道具の紹介もあり、著者が作ったノートが載っていて、それを見るのは楽しい。作業も楽しそうだなぁと思うけれど、果たして自分がノートを作るか、と言われると考えてしまう。

自分の生活の中のアナログなものを考えてみると、デジタルでも管理しているけれどやっぱり手帳は必要かな。本もアナログな方が読みやすい。腕時計もアナログだ。
でも旅や散歩の記録をアナログで、と考えると、保管の場所やノートを作る時間的な余裕、あとで検索かける時の手間や小物をこまごまと用意する費用的なものでも、やっぱりデジタルに軍配が上がるような気がする。

もし時間と気持ちに余裕があったら。一度作ってみても面白いかもしれないなぁ。その瞬間に見た、偶然に出会ったものたちがぎゅっと詰まったノート。デジタルよりは見返すことも増え、その時に過ごした時間が深まるような気がする。